ベイトリールのセルフメンテナンス・チューニングは「釣り人の必修科目」だった!!
巻き心地やキャストフィールに変化をもたらすものの、個人で挑戦するには敷居の高そうなリールのオーバーホールやオイルチューニング。
ベイトリールのオーバーホールやオイルチューニングは難しくない?!
ベイトリール分解歴3ヶ月の私が感じた、ベイトリールのオーバーホールやオイルチューニングの奥深さと注意点をお送りします。(複数回に分ける予定)
ベイトリールを自分自身でオーバーホールしたりチューニングするメリット・デメリット
まずは、概論から入りましょう。
ベイトリールを個人で分解するには、勇気が要りますよね。せっかく、ウン万円も出して買ったリールが、万が一使い物にならなくなったら、どうしよう?と思いますよね。
私もつい最近までそうでしたが、それを超えるメリットに気付いてしまいました。そんな、メリットに迫りたいと思います。
まずは、デメリットから。悪いことを先に言わないのは卑怯だからw
最大のデメリットは、分解による破損や故障はメーカー保証の対象外であることです。
とはいえ、分解してみると分かりますが、メンテナンスやチューニングを目的とした分解くらいでリールは破損しないです。
なので、現実的には次の2つがデメリット、というかリスクですね。
- 分解の過程で、パーツを紛失する。
- オーバーホール前より巻き心地が悪くなる
1つめのパーツ紛失リスクは作業環境を整えることと分解のプロセスで注意すべき点を抑えればまず回避出来ます。ボディを開けた瞬間、小さいスプリングがビョーンと飛んで消える、というのが、リールメンテナンスあるあるですね。
2つめの巻き心地悪くなる問題は、チューニングのメリットと裏表なので何とも言えませんが、リールの駆動部分の仕組みを理解することで概ね回避、というか、コントロールが可能です。
最大のメリットは、巻き心地とキャストフィールの調整が可能であること
メリットもいくつかありますが、最大のメリットは自分好みの巻き心地とキャストフィールが作り出せる、ということです。
使用するオイルやグリス、ベアリング、ハンドルを変えることで、巻き心地やキャストフィールを変化させることが出来るのです。
サラサラした巻き心地、ヌルヌルした巻き心地、徹底したギアノイズの抑制、ギアノイズを受け入れた上でのクソ軽な巻き心地、などなど。
ちなみに、先日インプレしたコンクエストBFSは、巻きの軽さとギアノイズの徹底した排除を目指して、絶妙なグリスアップに成功しています笑 自分で言うのも何ですが、相当シルキーな、ギアの存在を忘れる巻き心地です。
というわけで、今回はリールのセルフメンテナンス・チューニングのメリットとデメリットをお伝えしました。
次回は具体的な方法をお伝えしたいと思います!
でわ。