【インプレ】カルカッタコンクエストBFSをレビューする。個人的には、最強のベイトフィネス機だ!
サンマでもマツタケでもなく、巻物の秋
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
台風が去って、日曜日は暑かったものの、かなり季節が進行した感じですね。
釣りの秋(年中だろ、というツッコミはお受けします)、巻物の秋。
秋と聞いて、サンマでもマツタケでもなく、クランクベイトやスピナーベイトが思いついてしまうのは釣り人のサガですね。
丸型のアイツ
さて、そんな巻物の秋にピッタリの新しいタックルを導入したので、レビューしてみたいと思います。
発売当初は、「誰が買うんやろ?コンクの巻き心地は魅力だけど、ロープロ機ではない、丸型の重いベイトフィネス機なんて微妙やな。」と思っていました。
しかし、気付けば、私の手元にあるではありませんか!笑
ちなみに、私の手元にある実機はこんな感じで、ハンドルをZPI製にカスタムしています。
ZPIのオフセットカーボンハンドル92mmとBFCライトフィネスノブですね。
ハンドル長については、各種論争がありますが、私はロングハンドル派ですので、92mmに交換しています。純正はシマノのカタログ表記42mmなので、ZPI表記で84mmですか、+8mm。
最上の巻き心地
購入した最大の要因は、何と言ってもマイクロモジュールギア(MMギア)搭載機であるということ。ライトウェイトの巻物を中心としたバーサタイル機として導入したので、このMMギア搭載機であることは最重要ファクターでした。
MMギアについては、すぐにゴロつくとか、ギアが欠けるとか、そういった評価もありますけど、オイルチューニングとグリスアップ、頻度高目のメンテナンスをしていれば、ギアを感じなくなるほどの巻き心地を得られます。
釣りは、魚を釣ってナンボの遊びですが、道具の使い心地もとても大切な要素だと思っています。特にリールの巻き心地は、釣りをしている時の喜び、集中力に大きく影響しますので、個人的には重要なファクターと思っています。
この最重要ファクターを満たせるのはMMギア搭載機でしか得られません。
巻き心地は期待通り。キャストフィールは思った以上に良い!
実釣で使ってみた感じですが、巻き心地は当たり前に良いが、キャスト性能もかなり良かったのが印象的です。
シマノが伝統のSVSを捨てて、マグネットブレーキであるFTBを打ち出してきた訳ですが、このFTBはなかなか優秀でしたね。
遠心ブレーキ慣れしているシマノユーザーへの配慮を感じる、遠心チックなフィーリングのマグネットブレーキですね。
ちなみに、実釣で投げたルアーは以下通りです。
- ドライブクロー2インチ DSリグ 1/8oz
- DOG-X Jr COAYU
- D-ZONE FRY
- 想流シャッド
この辺りのルアーであれば、問題なくキャスト出来ました。ロッドは66Mです。
ブレーキは、メカニカルをスプールがガタつかないギリギリの所に合わせて、マグをダイヤル5〜7.5くらいが実釣でバックラッシュしない水準ですかね。マグはもっと緩くても大丈夫なんでしょうが、キャストのテンポ、トラブル、飛距離、いろいろ考えると少々強めが心地良かったです。それでも、スプールはゆるゆるだし、軽量スプールなので、低弾道ピッチングも全くトラブルレスですね。
購入満足度は高い
巻き心地、キャストフィール、そして、所有感から購入満足度は非常に高いリールです。
もう少し書きたいことがあるのですが、ちょっと長くなってきたので、続きはまた後日。
では。